Talking Heads - Remain in Light


9.5/10点中

その後、多くのフォロワーを生み出すきっかけとなった、
トーキング・ヘッズの作品の中で最も有名な作品。

何より、「Once in a Lifetime」が良い。
エネルギッシュなデヴィッド・バーンのボーカルと太いベースライン、
それに重なるクリーンなギターの共演を聴けるサビは一聴の価値あり。

この「Once in a Lifetime」を中心としてアルバムが組み立てられているのも良い。
「Born Under Punches (The Heat Goes On)」から「The Great Curve」に至るまでも
良曲揃いだし、「Houses in Motion」からテンションがガラッと変わるのも面白い。

何より、このアルバムでNYに一つの派閥が出来たことも面白い。
後々出てくる、ヴァンパイア・ウィーケンドやダーティー・プロジェクターズも
トーキング・ヘッズの影響を強く受けたバンド。
彼らが生まれたのも、このアルバムがあったからこそだ。