9.5/10点中
CMに使用されたこともあって、知っている人も多いユニットだろう。
実際、今までこのアルバムを人に薦めて嫌な顔をされた覚えが無い。
肝心のアルバムの中身だが、
様々な取捨選択、研鑽を経た上でこうなったのだろうと感じるほど、
相当構成の練られた、穴のないアルバムである。
更に驚きなのが殆どの曲がサンプリングが構成されているということだ。
ネタ使いも巧みで、原曲に敬意を払いながらも、
その上で自分たちの技術の上乗せも出来ている。
音楽家としての了見の広さがここに表れていると思う。
音楽の喜怒哀楽が全て詰まったアルバム。
2000年代前半を彩った名盤だろう。
是非聴いてみるべし。
