8.5/10点中
元ヴィヴィアン・ガールズのフランキー・ローズがソロとして発表した作品。
USのバンドだが、80年代ネオアコに影響されたであろうギター、
奥行きのあるシンセサイザーなど、全体を80年代的な雰囲気が包んでいる。
特に素晴らしいのは2曲目の「Know Me」で、
サビのギターはニューオーダー、スミス好きはグッときてしまうこと請け合い。
他にも「Had We Had It」、ストリングスが美しい最終曲「The Fall」など佳曲揃いで
終盤まで飽きることなく聴くことができる。
30分前後のコンパクトな一枚であり、入門盤としてうってつけの一枚。
相対性理論などが好きな方もきっと気に入るのではないだろうか。