8.9/10点中
狂ったように低く重いビートと徹底した反復によって、
ダブステップの新たな姿を作り出した快作。
音的には美味しいシーンばかり。
「Numb」の壊れたコピー機のようなビートや
何かを鈍器で殴りつけているような「Sleepless」の低音、
「Hatch The Plan」冒頭の錆びたブランコの金属同士が擦れたような音など、
これまでに経験したことのないような奇妙な音の連続。
それを上手くパーカッション的な要素として取り入れていることが出来ているのは、
アンディ・ストットの卓越した編集センスが光るところである。
イギリス出身のアーティストの作品としては去年一番良かったと思う。
好きなアルバムの一つ。
ラベル:
8.0以上,
Dubstep,
Electronic,
Experimental,
Glitch,
Minimal,
アルバムレビュー,
洋楽